鹿児島県の田舎暮らし

現在では環境意識や健康意識の高まりから都会の喧騒から離れて田舎暮らしを希望する人が増えています。
田舎暮らしと一口に言ってもそのライフスタイルは様々です。
家庭菜園などを作って自給自足に近い生活を心がける、工房を建てて陶芸やガラス細工などの趣味三昧に生きる、民宿やペンションなどを経営する、大自然の中でゆったりとスローライフを満喫する、或いは週末だけ田舎の別荘で暮らす、などなど、田舎暮らしの目的は人それぞれです。
田舎暮らしの候補地も日本であれば北は北海道から南は沖縄の離島までいろいろあるわけですが、今回は日本本土の最南端、鹿児島県の田舎暮らしについてご紹介します。
また、鹿児島県は離島をあわせると南北に600kmも広がっています。
日本で初めて世界自然遺産に登録された屋久島をはじめ、鉄砲伝来の歴史と最先端の宇宙科学技術を併せ持つ種子島、亜熱帯気候に属し琉球文化の影響を受けた奄美諸島などの美しい島々があります。
そのような離島の中で種子島の西之表市ではUIターン定住者受け入れの試みとして、過疎化により出た空き家を市が整備して３年間を限度に移住希望者に賃貸する｢空き家リース事業｣を行っています。
移住希望者は、このお試し期間中に本住まいとなる住宅を探したり仕事を探したり、地域との交流を楽しんだりと、いろいろな準備ができるわけです。
鹿児島県の田舎暮らしを希望する方は、このようなお試し制度の利用も一度検討されてみてはいかがでしょうか。