愛知県の田舎暮らし

田舎暮らしが静かなブームとなっています。
過疎化の進む日本。
どこへ行っても田舎ばかりが目立ちます。
たしかに、どこに住んでも田舎に違いはないのですが、いわゆるブランドとしての「田舎」があるようです。
たとえば愛知県。
大都市のひとつである名古屋市や、国内トップの大企業トヨタのある豊田市がありながら、同時に素朴な田舎を抱えているのも愛知県の魅力です。
愛知県とは、どのような土地なのでしょうか。
愛知県は、日本列島のほぼ中央にあります。
隣接しているのは、三重・岐阜・長野・静岡の４県。
一つの県に、３つも平野があるのですから、土地が豊かでなだらかな地域といえます。
英雄を生み出す何かがあるのでしょう。
永住にあたって、気になるのは気候です。
一年を通じて温暖な方が、体調管理が楽ですからね。
愛知県の気候は、太平洋を流れる黒潮の影響を受けているなめに、全般的に温暖です。
気温は、地方によって異なるようです。
夏の名古屋の気温は、他の平野部の岡崎や豊橋よりも高い。
名古屋の夏は暑いようです。
就職先も気になるところですね。
自給自足の田舎暮らしに憧れるのはいいのですが、資産のない人が、いきなりの自立は自殺行為。
まずは、普通の仕事に就きながら、徐々に畑の仕事や作物の育成を学んでいくのが現実的でしょう。
愛知県の県内総生産は、なんと全国３位。
東京と大阪についで、３番目なんです。
選び過ぎなければ、仕事は、いくらでも見つけられそうですね。
ちなみに、農業産出額は、全国５位。
作物が、よく育ちそうです。

静岡県の田舎暮らし

静岡県の田舎暮らしに憧れていますか。
IターンやUターン、はたまたJターンと銘打って田舎へ行って暮らすことが生活の選択肢になっていますね。
田舎は、のんびりとした環境なので気ぜわしい都会の喧騒から比べると心身ともにリラックスできます。
そういう生活にあこがれて田舎に住みたい人がいる一方、田舎の側にも人を増やしたい意向があります。
少子高齢化は、田舎になろほど深刻な事態を及ぼしている事情があるからです。
田舎に住みたい人。
住んでほしい自治体。
里山生活応援クラブの開催や、広報冊子を発行するなど、具体的な活動をしています。
南伊豆町という田舎での暮らしに関していえば、自然が豊富。
作物がよく育つので、しっかり手を入れれば、野菜にはことかかないようです。
一方、交通の便がよくないので、車は必需品。
また、人口が少ないことから、ディスカウントストアのような安売りのお店はありません。
販売されている商品はほとんどが定価。
思っているよりも、お金はかかるということです。
また、大きな工場や企業もないので、就職先には限りがあります。
農業か、水産が主な仕事になりそうです。
インターネットさえあれば仕事ができる方であれば、都会・田舎の境界はないので静岡県という土地は住みやすい位置かもしれませんね。
南伊豆は避暑地でもあるので、別荘も多い地域です。
一般の中古住宅に混じって、別荘として建てられた不動産も目立ちます。
元手に余裕があるのなら地域密着の強い「定住」よりも、別荘スタイルの生活もよいのかもしれません。
また、海側に住むか山側に住むかで、ライフスタイルががらりと違って、きます。
確固とした意思をもって、自分の生活を見直すつもりで静岡の田舎暮らしを考えましょう。

（南伊豆地域移住・交流居住：http://www.pref.shizuoka.jp/soumu/so-810/koryukyoju/top.htm）

岐阜県の田舎暮らし

田舎暮らしのネックはなんでしょうか。
それは仕事。
つまり、お金を稼ぐ手段です。
どれほど田舎暮らしにあこがれても食べていけないのでは、楽しい暮らしも長く続きません。
岐阜県は、日本の真ん中に位置する県といわれます。
日本の、人口重心があるそうです。
古くからものづくりが盛んな土地柄で、工業が中心産業となっています。
IT・ハイテク産業の育成や企業誘致など、新産業の創出・育成に力をいれているのです。
さて、岐阜県は日本の中心といいましたが、住んでいる人々の気質も気になるところです。
山国であり、農産物にも恵まれなかったことからコツコツとした勤勉さが培われたようです。
一方の美濃地方に住む人々は、自主独立の精神が高い。
作物が豊かに実る地域であることから、支配権を奪い合う戦が絶えなかった。
幾度もの天下分け目の戦場となり、その度に為政者が代わった歴史を持ちます。
そうしたことから、支配者に従わない独立精神の強い気質が芽生えたといわれます。
岐阜県の地形はダイナミックです。
北は海抜3000ｍ級の飛騨地域の山岳から、南は海抜0ｍの美濃地域の木曽三川が流れる濃尾平野まで。
起伏と変化に富んでいます。
県民性の気質が２つに分かれているの、もうなずけますね。
岐阜の田舎といえば、飛騨や白川郷の合掌造りでしょう。
日本の原風景を彷彿とさせますよね。
文化財に指定されているような住宅に住むことはむずかしいのですが、時に本物の合掌造りの家が売り出されることもあります。
古臭い外見に似合わず、リフォーム住みなので、意外に内部は暮らしやすかったりします。
目玉が飛び出るほど高価な建物ですが、本物で田舎暮らしがしたい人には最適と思われます。