徳島県の田舎暮らし

徳島県の田舎暮らしについて、お話しします。
その前に、田舎暮らしについて一緒に考えてみましょう。
私自身は田舎住まいです。
規模は小さいですが、標高がそこそこある盆地で、360度山に囲まれている、農村です。
450戸くらいの小さな集落で、ほとんど誰もが全世帯の小さなことまで知っています。
隣人同士、お互いに助け合って生きてきた習慣があり、田舎独特の閉鎖的な感はありますが、私には都会生活はできないだろうと感じています。
四国88カ所の１番札所が徳島県の霊山寺から始まっています。
徳島県で田舎暮らしをしたら、全国から年間4〜5000人の巡礼者がいるらしいですが、その人たちに出会うかもしれませんし、自分もお遍路さんになって巡礼することが容易になるでしょう。
また、徳島県と言えば、阿波踊りですね。
８月に入ってからの阿波踊りの熱気は、凄まじいものがあります。
「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ…」、「ヤットサーヤットサー！！」のかけ声で有名な２拍子の踊りです。
徳島県全体が、阿波踊りで盛り上がり、田舎暮らしをしながら、どこかの連に所属して踊り狂うのも、都会の喧噪と違った楽しみ方です。
最後になりましたが、徳島県には日本３大河川の一つであり名川として名高い「四国三郎・吉野川」があります。
吉野川は、徳島県だけではなく、高知県、愛媛県（支流）、徳島県にまたがってはいますが、下流に位置する徳島県では日本一の洪水流量があり、都会では味わえない、川が育む自然の恩恵に感謝と驚異の念をいだいての田舎暮らしもいいものです。
徳島県は、元々自然が多い県ですから、田舎暮らしを考えている方にとっては、最高の県だと思います。